2009年04月08日

生命保険の目的

●保険の目的を区別する
 まずは、あなたに本来、必要な保険とは何か考える必要があります。保険の目的は、大きく、@医療保険(自分のため)、A死亡保険(遺族のため)、B貯蓄保険(自分のため)の3つに分かれます。必要な保険がご自身で選択できれば、それぞれに必要な保険金(給付金)などを具体的に考えていかないといけません。
@ 医療保険・・・病気やケガで入院や手術をした際に、保険会社から入院1日にあたり5,000円や10,000円をはじめ手術をした際に給付金として5万円や20万円が支払われる保険です(ご自身の将来の治療費の補填のための保険です)
A 死亡保険・・・あなたが死んだ時にお金を残さないといけないか考えてください。ご家族がいると残さないといけないのが一般的です( ご自身のためではなく、ご家族のために加入する保険です)
B 貯蓄性の保険・・・老後資金などを保険で準備する必要があるかどうかを考えていただかないといけません (ご自身の将来の貯蓄のために加入しておく保険です)
 お金持ちでない方は、一般的に入院費がかさむと家計が苦しくなるので、男性・女性・既婚・未婚を問わず、@の医療保険は、ほとんどの方が必要と考えるのが一般的です。 しかし、Aの死亡保険になると、必要な方は限られます。まず独身者は、親にお金を残す必要があるかどうかを考えていただかないといけませんが、一般的に必要ない方も多いと思います。必要なのは、結婚をしていて、子どもがいる家庭です。 そのような場合は、必要保障額をシッカリ算出しないといけませんが、2,000万円や3,000万円の死亡保険金などを準備しないといけない場合が多いです。Bの貯蓄性のある保険ですが、死亡保険をうまく活用することによって保障と貯蓄を兼ね備えた保険があります。まずは、@〜Bの中で必要な保険を考えてみてください。 @〜Bとも全て必要と思うかもしれませんが、保険料との兼ね合いもありますので、必要最低限を考えていただく必要があります。また、各保険会社によって特化した商品を作っている場合がありますので、目的別に保険を分けることが合理的だと思います。一つの保険会社に全て加入すると保険料が安く感じるかもしれませんが、保険商品をたくさん見ることによって、それ以上に、保険料が安く感じる商品を見つけ出すことができると思いますし、よりご自身のニーズにあった保険商品などを探し出すことができると思います。また、保険商品を複数社に分けると管理が不便に思うかもしれませんが、@〜Bは全て目的が違いますので、入院した場合の保険証券、死亡した場合の保険証券、老後のための保険証券とシッカリ分けていれば特に不便もないと思います。よく相談される内容で、独身の方が保険に加入する時に、結婚すれば再度、保険を見直すのでとりあえず、10年間などの医療保険のみ加入しておくという相談ですが、一般的には結婚しても医療保険は見直す必要はないと思います。あくまでもご自身のための保険ですので、もし終身型の医療保険に加入するのでしたら、若いうちの方が保険料も安いということと、医療保険の審査は非常に厳しいので、先延ばしにしていると加入できない可能性があるということを考慮しますと、若いうちから保険の仕組みをシッカリと理解し、リスクマネジメントしておく必要があります。
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2009年04月09日

主契約と特約の関係

●医療保険は、主契約で加入?特約で加入?
特約で加入すると、柔軟性がないことがデメリットになります。死亡保険に医療保険やガン保険を付加した場合、例えば、死亡保険を変更や解約したい場合、必然的に医療保険とガン保険を解約しなければなりません。(保険会社によって、いろんなパターンがあります)これは、医療保険を主契約で、特約でガン保険を付加している場合も同じことが言えます。(基本的にガン保険のみ残すことはできません)ですので、基本的に死亡保険と医療保険とガン保険は、別々で加入することをお勧めします。死亡保険(定期保険や終身保険)に関しては、死亡という点のみ照準があっておりますので、急激に死亡率などが変わらない限り基本的に考え方は変わりませんが、医療保険とガン保険は、平均寿命の延びや社会環境の変化・公的医療保険制度の改正・医療技術の進歩などにより、これからも各社とも新しい医療(ガン)保険を開発し販売し続けます。そうした際に、保険料と健康上に問題がなければ、気軽に新しい医療(ガン)保険に乗り換えることができるスタイルを選ばれる方もたくさんいます。そのように考えた場合、それぞれを別々に加入していないと、その度に全ての保険の変更や解約をしないといけないため、合理的でないように思います。また、特約で加入しても、単体で加入しても保険料は、変わりませんので基本的には、それぞれ別々に加入することをお勧めいたします。そもそも別々に加入すると考えれば、各保険会社の特化した商品のみをピックアップすることにより保険料が安い商品など、ご自身のニーズにあった最適な商品を選ぶことができます。
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2009年04月10日

死亡保険の基本

●定期保険・養老保険・終身保険を理解する
 3つの保険の特徴を掲載しておりますので、ご確認ください。同じ30歳の男性が60歳まで保険料を支払った例ですが、保険料の違いと貯蓄(解約返戻金)の推移が大切なところです。解約返戻金とは、その時点で解約した場合に戻ってくるお金のことを言います。以下に簡単に@定期保険・A養老保険・B終身保険の特徴を掲載いたしますので、図を見ながら理解してください。
@定期保険ですが、定期と言うのは期間が定まっていると言うことですのでいわゆる銀行の定期預金みたいなものです。ただ、定期預金はお金を貯めていくものですが、保険の定期保険は、掛け捨てであり満期保険金がないと言うのが特徴です。次ページの例で言いますと30歳から毎月4,050円の保険料を支払い30年間で約145万円の保険料を支払いますが、満期の60歳時にはお金は戻ってきません(0です) 単に30歳から60歳まで死亡すれば1,000万円の保障があるということです。145万円で30年間1,000万円の保障を買うと考えていただければ分かりやすいと思います。また、赤い点線(ライン)をみていただくとご理解いただけると思いますが、満期に向かって0に近づいていき最終的には0になるということを確認してください。また、最近は、解約返戻金が全くないタイプも増えております(その分、保険料も安く設定されています)
A養老保険ですが、死亡しても満期になっても保険金が受け取れる保険を養老保険と言います。30歳から毎月26,630円を支払い30年間で約960万円の保険料を支払います。当然、30歳から60歳までの間に死亡すれば1,000万円の死亡保険金が支払われますが、満期の60歳時には1000万円の満期保険金が支払われると言うことです。そういう意味では、保険料に無駄がないような保険ですね。ただ、昔のように予定利率が高くない時代には加入される方は多くないです。以下の例ですと30年間の期間があります。そこで問題になるのがインフレの懸念です。現在から30年前を考えていただければ、イメージできると思いますが、お金の価値は変わっています。例えば、タクシーの初乗りは150円程度でしたし、公務員の初任給は、8万円程度でした。これから先に同じようなインフレが起こるとは思いませんが、そのようなインフレによるリスクは考慮しておく必要はあります。
B終身保険は、一生涯保障している保険のことを言います。お葬式代などの確保のために300万円程度の終身保険に加入される方が多い保険です。ただ、終身保険と言うのは、保険会社から考えてみるといつかは、保険金を支払わないといけませんので、保険料をシッカリと積み立てています。ですから、ある程度、保険料を支払いますと、解約返戻金も貯まってきます。図の例ですと、30歳から毎月17,330円の保険料を支払い60歳まで保険料を支払うパターン(60歳払済と言います)ですが、30年間約620万円程度の保険料を支払います。当然、そのままおいておけば、人はいつか亡くなりますので、1,000万円の保険金が遺族に支払われます。また、死亡する前に解約したとしても赤い点線(ライン)をご覧いただくと、保険料払込推移の青色のラインと交わるところがあります。たいていの終身保険では、保険料の払い込み満了時点で交わりますので、61歳くらいに解約しても630万円くらいが返ってくるということです。要するに60歳くらいまでは、遺族に対しての1,000万円の保障として考えておきながら、例えば65歳や70歳くらいに解約しても630万円を超えるお金が貯まっていますので、その解約したお金を老後の年金原資にするような考え方です。当然、解約するのでその後、死亡したとしても死亡保険金はありません。
この3つの保険は、保険の基本形です。どの保険が良いとか、悪いと言うものはなく、それぞれの特徴を理解し、ニーズのあった商品を選ぶことが大切です。
死亡保険の基本
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posted by solook at 15:11| 保険の仕組み

2012年07月29日

ネット専業保険は安い?

最近は、インターネット専業の保険会社も多くなりました。

インターネット専業の場合、人件費を抑えて保険商品を作れますので、当然、保険料も安く設定できます。

普通に考えれば、人海戦術で営業をしている大手の保険会社よりも安く設定できるでしょう。

ただ、インターネット専業の保険会社のデメリットは、コンサルティングがないと言う事や、

シンプルな商品しかないため、幅広いニーズに答えられないということもあります。

「そのインターネット専業の保険会社は、本当に安いのでしょうか?」

例えば、41歳男性の保険料で比較してみます(年齢が変わってもたいした差はありません)

弊社取扱のA〜Iの会社とネット専業の保険会社J社で比較してみました。

比較の条件は、41歳男性が65歳満期の定期保険(3,000万円)に加入した場合です。

ご覧の通りの結果です。

定期保険比較.png

インターネット専業の保険会社は、すごく安いイメージがありますが、そんなこともありません。

確かに、標準体で比較すると 『I社』 と 『C社』 の次に安いですが、タバコを吸っておらず、一定の条件で加入できるなら、

B社の8,700円が最安値になります。

何となくインターネット専業の保険会社は、

「安い!」

というイメージがあるでしょうが、加入される方の条件にあえば、もっと安い会社を選べるということです。

「では、医療保険はどうでしょうか?」

今度は、スペースの都合上、弊社取扱を5社のみ掲載させていただきました。

医療保険は、41歳男性が一生涯保障の終身医療保険日額5,000円の基本的なプランです。

J社が先ほどのインターネット専業の保険会社です。

結果は、ご覧の通りです。

医療比較.png

なぜか、J社が圧倒的に高い結果になっています。

これでも他の保険会社よりも安いのかもしれませんが、正直、安くないですね。

定期保険と医療保険を比べただけですが、タバコを吸っておらず、条件に当てはまるなら、B社を選び、 シンプルな医療保険で保険料の安さだけを求めるならA社を選ぶことになるでしょうね。


「単にネット専業の保険会社は安い!」

とイメージで捉えるよりも、こういうふうに比較してみれば分かりやすですね。

ちょっとしたことですが、何十年と支払う保険料ですから、視野を広げて考えも良いと思います。

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posted by solook at 16:37| 保険の仕組み